LAMYから新発売された万年筆インク クリスタルインク「Agate(アゲート)」を購入しました!
私はグレーインクを好んで使うので、LAMYからいよいよ発売されるというグレーインク「Agate」に発売以前から注目していました。
とうとう先月末(2019年4月末)発売されたとのことで早速購入。
現在愛用しているグレーインク「神戸インク物語 海岸ストーングレー」との比較を含め、クリスタルインク Agate をレビューしてみました。
目次
LAMY クリスタルインク Agate 開封の儀
LAMYのクリスタルインク Agate の箱を上げるとこんな感じ。
五芒星っぽいクリスタルインクシリーズのロゴが、インクボトルの蓋と箱の裏側に刻印されているのがわかります。
インクボトル本体を箱から取り出すとこんな感じ。
LAMYの旧万年筆インクと比べると、かなり小さめの瓶になっています。
LAMYの旧万年筆インクボトルの容量が50mlだったのに対して、クリスタルインクのインクボトルの容量は30mlです。
約40%サイズダウンしています。
インクボトルの形も旧万年筆インクボトルとは大きく違います。
LAMYの旧万年筆インクボトルが円柱だったのに対して、クリスタルインクのインクボトルは三角形になっています。
インクボトルのキャップを開けるとこんな感じ。
特に変わったところはありません。
インクボトルの入り口が大きくなっていて、万年筆のペン先を入れやすいのはGoodですね。
LAMY クリスタルインク Agate の色
LAMYのクリスタルインク「Agate」の色は純粋な灰色(グレー)です。
他のメーカーのグレーインクで言うと…パイロットの色雫シリーズの「霧雨」の色に近いかな?
でも、霧雨はAgateよりもう少し薄く、青みがかった色合いですね。
Agateに青みはありません。セメントっぽい色です。
LAMY クリスタルインク Agate と 神戸インク物語 海岸ストーングレーの比較
私が現在愛用しているグレーインク「海岸ストーングレー」と比較してみると、Agateの方が薄いグレーなのがよく分かるかと思います。
海岸ストーングレーは、若干紫っぽさもあるので、単調なグレーではありません。そういう部分も含めて私は気に入っていますが…
逆に言うと、黒以外の余計な色が混ざっているともいえるので…そういうのが嫌いな方は、純粋なグレーであるAgateの方が使いやすいかもしれません。
また、海岸ストーングレーでは濃すぎるという人も、Agateの方が使いやすいでしょうね。
例えば、文字をたくさん書く場合、インクが黒すぎると目がチカチカして文章の内容が頭に入ってこないということがあります。
Agateなら、鉛筆っぽい色合いなので、たくさん文字を書いてもチカチカしずらく、文章の内容がスムーズに頭に入ってくると思います。
Agateは、いわゆる「50%グレー」の色に近いので、そういう色の万年筆インクがほしい方にもおすすめです。
LAMY クリスタルインク Agate の価格
LAMYのクリスタルインクシリーズの定価は2000円(税別)です。
旧万年筆インクシリーズと比較して、インクボトルのサイズが50ml→30mlとサイズダウンしたのにも関わらず、値段はLAMYの旧万年筆インクシリーズより高くなっています。
おそらく、クリスタルインクシリーズは発売されたばかりなので若干価格が高くなっているのだと思います。
1〜2年経てば、もう少し実売価格は下がってくるのかなとは思います。
おわりに
グレーインクって、「〇〇グレー」と銘打ったインクであっても、わりと濃い色のグレーインクであることが多いんですよね。
クリスタルインク「Agate」のように50%グレーに近い色の薄めのグレーインクはあまりありません。
たとえば…
上記3つのグレーインクは、Agateと同じく50%グレーに近い色味かと思います。
もし気になる方は、Agateと合わせて上記3つのグレーインクも参考にしてみてください。