ファーバーカステルの2mm芯ホルダー「TK4600」を購入したのレビューしたいと思います。
ファーバーカステルの2mm芯ホルダー「TK4600」(以下TK4600)の見かけは、一般的な芯ホルダーなのですが、なんとキャップ部分が鉛筆削りになっているという特徴があります。
芯ホルダーを使う場合、基本的には2mm以上の芯を使うことになるので、使ってるうちに芯の先が丸くなってきてしまうというデメリットがあります。シャープペンの場合、0.2〜0.9mmの芯を使うことになるので、芯を削るまでもないんですけどね。
まぁ、鉛筆削りを別で持ち運べば済む話ではあるのですが、忘れてしまう可能性もありますし、荷物が多くなるのは誰も望まないところです。
TK4600は、この芯ホルダー特有のデメリットを上手に解決した商品になります。
目次
ファーバーカステルの2mm芯ホルダー「TK4600」のデザイン
TK4600は、ペン先にいくほど徐々に細くなっていくようにデザインされています。
ペンを握る部分は凹凸に加工されているので、描いているうちに汗を書いてもペンが滑りにくくなっています。
芯ホルダーには、クリップが付いていないものも多いのですが、TK4600はクリップ付きです。なので、スケッチブックに挟んで持ち運ぶことも可能です。
TK4600のボディは6角鉛筆のように6角形になっている*1ので、机に放っておいても転がって落ちません。
1*:ボディ中央は6角形になっているのですが、ペン先に行くほど円柱になっていくという、独特の形状になっています。
鉛筆削りのキャップの使い方
TK4600のキャップを外すとこんな感じ。
特に他の芯ホルダーと変わったところはありません。
ただ…
キャップ部分の中に芯を削るカッターが内蔵されています。
写真で撮影できるか挑戦してみたのですが…真っ黒でなにも写っていませんね。
ということで、実際に芯を削ってみましょう。
無事 削れれば、キャップ部分にカッターが内蔵されている証拠になりますからね。
ちょっともったいないですが、新品の2mm芯を…
ポキっと折ります。
この芯にキャップを差し込んで…
この状態で左右にグリグリとキャップを回してやると…
ほらっ!
こんな感じにきれいに2mm芯が削れました。
キャップの大きさからわかる通り、削りカスを貯めておく部分はありませんので、芯を削った後はティッシュの上でトントンッとキャップを叩いて削りカスを捨ててやる必要があります。
こんな小さいキャップでちゃんと芯削れるの?と思ってましたが、なんの問題もなく削れましたね。
TK4600なら鉛筆削りを持ち運ばなくてOKです。
ファーバーカステルTK4600以外の鉛筆削り付き芯ホルダーは?
ファーバーカステルのTK4600以外に、鉛筆削り付き芯ホルダーがあるのか探してみましたが、一つだけしか見つけられませんでした。
私が探した限りでは、鉛筆削り付きの芯ホルダーは、ファーバーカステル TK4600と上記のステッドラーの芯ホルダーの2つだけのようです。
もっと沢山あってもおかしくないアイデア商品なのに、あんまり販売されてないみたいですね。
ファーバーカステルTK4600はどんな人におすすめ?
- 鉛筆削り付きの芯ホルダーを使っていない人
- 芯ホルダーと鉛筆削りを別々に持ち歩きたくない人
こういう人に、TK4600はおすすめです。
芯が丸くならないように、上手に書いたり描いたりする人もいると思いますが…
文字や絵をかくのに気を使うべきであって、芯が丸くならないようにかくことに気を使ったってしょうがないですからね。
鉛筆削り付きの芯ホルダーがあるなら、それを使うほうが便利なことは間違いないです。